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平屋の高気密高断熱は必要?建てた私のC値0.353・年間電気代151,176円を公開

平屋の高気密高断熱のリアル|C値0.353・UA値0.52・年間電気代151,176円

平屋を建てるなら、高気密・高断熱にしたほうがいいのでしょうか。

調べても、メリットばかり並んだ住宅会社のコラムが出てきて、実際のところが分からないと感じている方は多いと思います。

私は岡山でアイ工務店の平屋を建てて、家族4人で3年住んでいます。

我が家の気密性能を表すC値は0.353、断熱性能を表すUA値は0.52。1年間の電気代は151,176円でした。

この記事では、その数字をそのまま公開しながら、平屋の高気密高断熱で失敗しないために何を見ればいいのかをお伝えします。窓で失敗した話も正直に書きます。

「情報が多すぎて疲れた…」

理想の家づくりを諦めてしまう前に、まず知ってほしいこと

  • 🤔 「高気密高断熱って言葉ばかりで、実際どれくらい変わるの…」
  • 😥 「営業さんは性能がいいと言うけど、数字を出してくれない…」
  • 😭 「断熱にいくらかけるのが正解か分からない!でも後悔はしたくない…」

家づくりは一生に一度の大きな買い物。だからこそ「本当にこの会社でいいの?」「性能にどこまでお金をかけるの?」と不安になりますよね。

実際に12社比較して建てた我が家の平屋のリビング

▲実際に12社比較して建てた我が家です

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目次

【結論】平屋こそ高気密・高断熱にする価値があります

高気密高断熱の平屋のリビング(エアコン1台で家じゅう同じ温度)

最初に結論からお伝えします。

平屋を建てるなら、高気密・高断熱にお金をかける価値は十分にあります

理由は、平屋が2階建てよりも熱の出入りが大きい形をしているからです。

同じ延床面積で比べると、平屋は屋根と基礎の面積が2階建てのおよそ2倍になります。

屋根は夏に一番熱を受ける場所で、基礎は冬に一番冷える場所です。

その2つが2倍あるということは、性能を上げなければ夏は暑く、冬は寒い家になりやすいということです。

逆に言えば、平屋は断熱にかけたお金がそのまま体感に返ってきやすい形でもあります。

我が家は延床32坪の平屋ですが、18帖用のエアコン1台で約38帖ぶんをまかなえています。

床暖房も入れていません。

平屋で高気密高断熱を選ぶ価値は、この一点に集約されると感じています。

そもそも高気密・高断熱とは?C値・UA値・断熱等級の見方

高気密高断熱で見るべき3つの数字(UA値・C値・断熱等級)の図解

高気密・高断熱という言葉には、法律で決められた定義がありません。

だからこそ、会社ごとに言っていることがバラバラになります。

迷わないために、見るべき数字は3つだけ覚えておけば大丈夫です。

UA値=断熱性能を表す数字(小さいほど良い)

UA値は、家全体からどれくらい熱が逃げやすいかを表す数字です。

数字が小さいほど、熱が逃げにくい家になります。

断熱の等級とUA値は、住んでいる地域ごとに基準が決まっています。

岡山・広島・大阪・東京などが含まれる6地域の基準は次のとおりです。

断熱等級UA値(6地域)位置づけ
等級40.87以下2025年4月からの最低ライン
等級50.60以下ZEHと同じ水準
等級60.46以下体感がはっきり変わる水準
等級70.26以下最高等級

ちなみに我が家のUA値は0.52です。

等級5はクリアしていますが、等級6には届いていません。

予算が許すなら等級6を目指したほうがいいというのが、住んでみての実感です。

ここでこれから建てる方にお伝えしたいことがあります。

今のアイ工務店の主力商品N-eesは、UA値0.28以下が標準です。

つまり、オプションを足さなくても断熱等級6をクリアできます

めぇ

うちのときは0.52で悔しい思いをしたので、正直うらやましいです。

C値=気密性能を表す数字(実測しないと分からない)

C値は、家全体にどれくらいすき間があるかを表す数字です。

床面積1平方メートルあたり、何平方センチのすき間があるかという意味になります。

ここが一番大事なのですが、C値は今の法律の基準から外れていて、公表の義務がありません。

しかもUA値と違って、実際に建てた家で測定しないと出せない数字です。

つまり、C値を出せるのは、1棟ごとに気密測定をしている会社だけということになります。

目安としては、1.0を切っていれば高気密、0.5以下ならかなり優秀という感覚で問題ありません。

アイ工務店は全棟で第三者による気密測定をしていて、C値0.5以下を約束しています(実測の平均は0.32)。

我が家のときはオプションでしたが、今は標準になりました。

2025年4月から省エネ基準の適合が義務になりました

2025年4月以降に建築確認を受ける新築住宅は、省エネ基準への適合が義務になりました。

具体的には、断熱等級4以上・一次エネルギー消費量等級4以上を満たさないと着工できません。

さらに2030年には、最低ラインが等級5に引き上げられる予定です。

ここで気をつけたいのは、義務を満たしている家が快適な家とは限らないという点です。

等級4は、あくまで下限として定められた数字です。

これからの家づくりでは、基準を満たしているかどうかではなく、基準よりどれだけ上かを見るのが正解になります。

出典:改正建築物省エネ法(2025年4月施行)/確認日 2026年8月25日

平屋は2階建てより熱が逃げやすいという事実

同じ30坪の平屋と2階建てで屋根・基礎の面積を比べた図解

ここは、他のサイトではあまり書かれていない話です。

平屋は高気密高断熱と相性がいいと紹介されがちですが、正確に言うと、平屋のほうが性能を上げないと不利になります。

延床30坪、つまり約99平方メートルの家で考えてみます。

平屋なら、屋根も基礎も約99平方メートルです。

同じ広さを2階建てにすると、屋根も基礎も約50平方メートルまで減ります。

熱は、外に接している面から出入りします。

屋根と基礎が2倍あるということは、それだけ熱の出入り口が多いということです。

夏は屋根から入る日射熱の影響を受けやすく、冬は床下から冷えが上がってきやすくなります。

平屋は暑い、寒いと言われるのは、間取りのせいではなく、この形が理由です。

めぇ

だから我が家は、屋根の断熱材の厚みと、床下の作りを一番しっかり確認しました。

今のN-eesは、屋根に吹付ウレタン300mmと遮熱ボードが標準で入っています。

平屋はここがいちばん効くので、標準でこの厚みがあるのは大きいです。

裏を返すと、屋根の断熱と気密さえ押さえた平屋は、2階建てよりも温度ムラが少ない家になります。

階段という大きな吹き抜けがない分、暖かい空気が上に逃げないからです。

平屋で高気密高断熱を選ぶかどうかは、快適さの差がそのまま出る選択だと考えてください。

実際に平屋を建てた私の数値と電気代を公開します

高気密高断熱の平屋の12ヶ月の電気代グラフ(年間151,176円)

ここからは、我が家の実際の数字です。

カタログの数値ではなく、実際に測って、実際に払った1棟ぶんの記録です。

我が家のC値は0.353、UA値は0.52

気密測定の結果は、C値0.353でした。

気密測定の結果 我が家のC値は0.353c㎡/㎡

目標にしていたのは0.4以下だったので、無事にクリアです。

丁寧に施工してくれた大工さんのおかげだと思っています。

項目我が家の数値
C値(実測)0.353c㎡/㎡
UA値0.52(断熱等級5・HEAT20 G1相当)
延床面積約32坪の平屋・4LDKのL字
家族構成4人(夫婦とも在宅ワーク)
設備オール電化・太陽光5.33kW・蓄電池なし・床暖房なし
エアコン18帖用が1台(約38帖ぶんをまかなう)

気密測定は、当時オプションだったので中間の1回だけ行いました。

本当は中間と完成後の2回が理想です。

予算の都合で難しければ、1回だけでも十分に意味があると感じました。

窓で失敗してUA値が伸びませんでした

UA値0.52という数字は、正直に言うと悔しい結果です。

原因は窓でした。

設計のときに、明るさを優先して窓の大きさと数を決めたのですが、窓は家の中でいちばん熱が逃げる場所です。

床断熱の素材を変えればHEAT20のG2グレードに届くと言われましたが、追加で60万円かかると聞いて諦めました。

めぇ

今から建てるなら、内装のグレードを落としてでも窓と断熱に回します。

ここが、これから建てる方にいちばん伝えたいところです。

ただ、今のN-eesは断熱材そのものが強化されています。

同じように窓を大きく取っても、我が家より良い数字が出るはずです。

高気密高断熱の平屋の電気代は年間151,176円でした

2025年7月から2026年6月までの12ヶ月分を、そのまま公開します。

電気代電気代
2025年7月10,591円2026年1月25,389円
8月11,820円2月19,852円
9月11,690円3月11,976円
10月8,925円4月9,923円
11月8,688円5月6,905円
12月17,906円6月7,511円

合計は151,176円、月の平均は約12,600円です。

オール電化なので、これがガス代も含めた光熱費のすべてになります。

この表から分かることが2つあります。

1つ目は、夏がとても安いことです。

いちばん暑い8月で11,820円でした。4人家族が日中もずっと家にいて、エアコンを24時間つけっぱなしにしての金額です。

2つ目は、冬は思ったほど安くならないことです。

12月から2月の3ヶ月だけで63,147円。年間の約42パーセントを、この3ヶ月で使っています。

いちばん高い1月といちばん安い5月では、3.7倍の差がありました。

相談者さん

夏がそんなに安いんですね……!

ひとつ正直に書いておくと、我が家には太陽光が5.33kW載っています。

昼につくった電気をそのまま使えているので、その分は安くなっています。

この金額は、断熱と気密に太陽光が乗った結果です。

太陽光がない家と比べたら、夏はひと月で約2万円の差でした

同じような気候の場所に住んでいて、同じように家で仕事をしていて、太陽光を載せていないお友達の家と比べました。

2024年8月で、我が家が13,511円、お友達の家が32,330円。

差は18,819円です。

ただ、冬は差が縮みます。

12月は我が家が20,844円でお友達の家が21,930円、その差はたった1,086円でした。

冬は日照時間が短くて発電量が落ちるうえ、蓄電池がないので夜の電気は買うことになるからです。

冬の電気代を決めているのは、太陽光ではなく家の断熱性能とエアコンの使い方でした。

32坪の平屋をエアコン1台でまかなえています

我が家は32坪の平屋で、床暖房を入れていません。

それでも冬はエアコン1台で、リビングも寝室も廊下もほぼ同じ温度です。

部屋と部屋のあいだに建具がないので、この1台で約38帖ぶんをまかなえています。

夏は23度・風量は最弱・風向きは下向きにして、24時間つけっぱなしにしています。

温度を下げるためではなく、湿度を下げるための設定です。

朝起きたときに廊下が冷えていないので、脱衣所やトイレに行くのが苦になりません。

ヒートショックが心配な親世代と暮らす予定がある方には、この差はかなり大きいと思います。

高気密・高断熱の平屋に住んでよかったこと

高気密高断熱の平屋のリビングでくつろぐソファまわり

住んでみて実感している良さを、平屋ならではの視点でまとめます。

どれもカタログには載っていない、暮らしの中の変化です。

部屋ごとの温度差がない

いちばん大きいのはこれです。

廊下も脱衣所も寒くないので、家の中で服を着込む必要がありません

平屋は生活が横につながっているので、温度差がないと家全体を使い切れます。

エアコンの台数と電気代が減った

断熱と気密が効いていると、エアコンが動き続けなくて済みます。

一度設定温度になると、そこから先は弱い運転で保てるようになります。

つけっぱなしのほうが安いというのは、高気密高断熱の家だから成り立つ話です。

外の音が静か

気密が高い家は、すき間が少ない分だけ音も入りにくくなります。

平屋は道路や庭との距離が近くなりがちなので、この効果は思っていた以上でした。

結露とカビの心配が減った

断熱性能が低い家では、窓に結露が出てカビの原因になります。

我が家は樹脂サッシの高性能な窓なので、窓まわりの拭き掃除がほぼ不要になりました。

掃除の手間が減ったことは、暮らし始めてから気づいた良さです。

冬の家の中がどうなっているか、動画でも公開しています

文字だけだと伝わりにくいので、実際の室温を測った動画も置いておきます。

外がマイナスの朝でも家の中は12度をキープしていて、窓の結露もありませんでした。

アイ工務店は本当に高気密・高断熱がしっかりしているので、性能で家を選びたい方は一度話を聞いてみてください。

高気密高断熱の平屋で後悔しやすい5つのポイント

高気密高断熱の家の第一種換気の給気口

良いことばかり書くつもりはありません。

高気密高断熱の平屋には、知らずに建てると後悔につながる点もあります。

1. 建築費が上がる

断熱材のグレード、窓の性能、気密施工の手間の分だけ、確実に費用は上がります。

ここを削ると性能は落ちますが、後から断熱をやり直すのは現実的ではありません。

内装や設備は後から変えられますが、断熱と気密は建てるときにしか決められない部分です。

2. 窓を優先すると性能が落ちる

我が家が実際にやってしまった失敗がこれです。

明るさを優先して窓を大きくすると、その分だけ熱が逃げてUA値が悪くなります。

平屋は南面の窓を大きく取ることが多いので、軒やシェードで日差しを遮る設計もセットで考えてください。

3. 換気を止めると空気がこもる

すき間が少ない家は、機械の換気に頼って空気を入れ替えています。

電気代を気にして24時間換気を切ってしまうと、湿気や汚れた空気が家の中にたまります。

息苦しい、気持ち悪いという口コミの多くは、換気が止まっていたり、フィルターが汚れていたりするケースです。

アイ工務店は熱交換型の第一種換気が標準なので、ここは会社側で担保されています。

めぇ

換気のフィルター掃除は、家事の予定に組み込んでおくと忘れません。

4. 冬は乾燥しやすい

暖房を使う季節は、どうしても湿度が下がります。

加湿器を使う前提で、置き場所とコンセントを決めておくと後が楽です。

5. 会社によって中身がまるで違う

高気密高断熱と書いてあっても、実際の数値を出さない会社は少なくありません。

言葉ではなく数字で比べることが、後悔を避ける一番の近道です。

平屋の高気密高断熱にかかる費用と、私がお金をかけた優先順位

断熱と気密はあとから変えられない(毎日の暮らし・家族の健康)の図解

高気密・高断熱にすると、建築費は確実に上がります。

ただ、その費用を光熱費で取り戻せるかどうかで考えるのは、私はおすすめしません。

断熱と気密は、毎日の暮らしと家族の健康のために先に決めておくものだと思っています。

我が家が実際に見送ったもの

設計のときに、床断熱の素材を変えればHEAT20のG2グレードに届くと言われました。

追加で60万円です。

当時の我が家には出せない金額だったので、見送りました。

正直に言うと、いまも少し心残りです。

めぇ

あのとき内装を削ってでも回していたら、と思うことがあります。

ただ、今のN-eesは標準仕様のままUA値0.28以下です。

我が家が60万円かけても届かなかったところに、追加費用なしで届いていることになります。

お金をかける順番だけは間違えないでください

内装のグレードも、キッチンの設備も、住んでから変えられます。

照明もカーテンも、あとから好きなものに替えられます。

でも壁の中の断熱材と、気密の施工だけは、住んでからやり直すのが現実的ではありません。

予算を削るなら、断熱と気密ではないところから削ってください

我が家が窓で失敗しているぶん、ここは強く伝えたいところです。

毎日の快適さは、金額に換算できません

冬の朝、布団から出るのがつらくないこと。

脱衣所が寒くなくて、お風呂に入るのが憂うつにならないこと。

子どもが廊下を裸足で走っても平気なこと。

これが毎日、30年以上続きます。

私はこの部分に、いちばんお金をかける価値があると思っています。

我が家の平屋にかかった費用の内訳は、こちらの記事で公開しています。

【後悔しない平屋づくり】アイ工務店30坪の価格・間取りを12社比較した私が全解説

高気密高断熱の家で失敗しない会社の選び方5つ

高気密高断熱の会社選びで打ち合わせ時に聞く5つの質問

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

打ち合わせのときに次の5つを聞けば、その会社が本当に高気密高断熱なのか判断できます。

1. 全棟で気密測定をしていますか

C値は実際に測らないと出ません。

モデルハウスだけ測っている会社と、全棟を測っている会社は別物です。

ちなみにアイ工務店は、全棟で第三者が測るのが標準です。

自分の家の数値が出るかどうかを、必ず確認してください

2. C値の保証値はいくつですか

平均値ではなく、保証される数字を聞くのがポイントです。

平均が0.5でも、自分の家が1.5になる可能性はあります。

3. 私の家のUA値を計算して出してもらえますか

UA値は間取りと窓の大きさで変わります。

我が家が0.52になったのも、窓の取り方が理由でした。

カタログの数値ではなく、自分のプランでの計算値を出してもらってください。

4. 換気は第一種ですか、第三種ですか

熱交換型の第一種換気なら、換気で失う熱を抑えられます。

初期費用とメンテナンスの手間は増えるので、そこも合わせて聞いておくと安心です。

アイ工務店は第一種の熱交換型が標準でした。

5. 床下と屋根の断熱はどうなっていますか

平屋は屋根と床下の面積が大きいので、この2つが性能を左右します。

壁の断熱材の話しか出てこない会社は、平屋の弱点を分かっていない可能性があります。

アイ工務店は屋根に300mmの吹付ウレタン、床下には空気循環(2025年の新仕様)が標準に入っています。

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アイ工務店の断熱・気密仕様|私が平屋で選んだ理由

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参考として、私が実際に選んだアイ工務店の内容も載せておきます。

私が建てたのはEesという商品で、現在の主力はその後継のN-eesです。

ここで紹介する数値は、現行のN-eesの公表値になります。

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めぇ

みなさんの家づくりが、あたたかくて楽しいものになりますように。

項目N-eesの内容
UA値0.28以下(断熱等級6・HEAT20 G2相当)
C値0.5以下を保証/実測の平均は0.32
気密測定全棟で第三者が測定
外壁外張りフェノールフォーム45mm+吹付ウレタン100mmのダブル断熱
屋根吹付ウレタン300mm+遮熱ボード
換気熱交換型の第一種セントラル換気(PM2.5対応フィルター)
平屋の床下点検口(床下の断熱と気密を確認できる場所)

私が決め手にしたのは、C値を全棟で測っていることでした。

数値を約束できる会社は、施工の精度に自信があるということだからです。

他のハウスメーカーとの比較も載せておきます。

メーカー断熱(UA・等級)気密(C値)
アイ工務店 N-eesUA0.28以下・等級6保証0.5/実測平均0.32
一条工務店 i-smart断熱等級7(UA0.25級)実測平均0.59
桧家住宅高断熱+Z空調保証0.6/実測平均0.31
タマホーム 大安心の家断熱等級5が標準非公表
住友林業商品による非公表が中心

出典:各社公式サイト(アイ工務店 ai-koumuten.co.jp/一条工務店/桧家住宅/タマホーム/住友林業)・確認日 2026年6月。すべて標準仕様の数値で、プランや建築地により変わります。

なお、2025年からのN-eesには、全周換気工法と床下の空気循環が加わりました。

我が家を建てたときにはなかった仕様なので、正直うらやましく思っています。

気密測定も、当時はオプションでしたが今は標準です。

性能は図面や数字だけだと分かりにくいので、気になる方は展示場で体感してみるのが早いです。

アイ工務店の展示場のリビング(大きな窓と中庭)

私も契約前に何度も足を運んで、夏と冬の体感を確かめました。

アイ工務店の標準仕様は、こちらの記事で詳しくまとめています。

【2025最新】アイ工務店の新商品N-ees徹底解説|標準仕様と平屋との相性

平屋の高気密高断熱によくある質問

高気密高断熱の平屋のダイニング

打ち合わせやDMでよく聞かれる質問に、実際に住んでいる立場からお答えします。

平屋の高気密高断熱は夏も涼しいですか

日射対策とセットなら涼しいです。

屋根の断熱が厚いので、天井から熱が下りてくる感覚がありません。

我が家はいちばん暑い8月でも電気代が11,820円でした。

ただし、南や西の窓に日差しが直接入る設計だと、性能が高くても暑くなります。

高気密の家は息苦しいと聞きましたが本当ですか

換気が正常に動いていれば、息苦しさはありません。

3年住んでいて、そう感じたことは一度もありません。

息苦しさを感じる家は、換気が止まっているか、給気口がふさがっている可能性が高いです。

断熱等級6は平屋に必要ですか

予算が許すなら、等級6をおすすめします。

我が家はUA値0.52の等級5どまりで、冬の電気代は3ヶ月で63,147円かかりました。

ここが等級6だったら、冬の数字はもう少し下がっていたはずです。

エアコン1台で本当に足りますか

間取りと性能次第です。

我が家は32坪の平屋で、部屋と部屋のあいだに建具がないので18帖用1台で足りています。

個室を閉め切って使う家では、台数を増やす前提で考えてください。

まとめ|平屋の高気密高断熱は、建てるときにしか選べません

平屋32坪をまかなうエアコン1台(18帖用)

平屋は屋根と基礎の面積が大きく、性能を上げないと夏も冬もつらい家になります。

だからこそ、平屋こそ高気密高断熱にする価値があります。

判断するときは、UA値・C値・断熱等級の3つを、自分のプランの数値で確認してください。

そして、C値を全棟で測っている会社かどうかを必ず聞いてください。

間取りも設備も後から変えられますが、断熱と気密だけは建てたあとに直せません

我が家はC値0.353、UA値0.52の平屋32坪で、エアコン1台・床暖房なし。1年間の電気代は151,176円でした。

窓で失敗してUA値が伸びなかったことだけが、いまも心残りです。

この数字が、これから平屋を建てる方の判断材料になればうれしいです。

家づくりで迷っていること、性能のことで聞きたいことがあれば、気軽に相談してください。

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この記事を書いた人

「性能もデザインも、絶対に妥協しない家を建てたい!」その一心で、26歳の時に2ヶ月で12社ものハウスメーカーを徹底比較。性能・デザイン・コストのすべてを吟味し、アイ工務店で32坪の平屋を建てました。この実体験で得た知識をもとに、家づくりで悩む方のための情報を発信しています。

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